動物の病院 くすめ

診療対象動物:いぬ・ねこ・うさぎ・ハムスター・フェレット・鳥

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うさぎさんの病気 その1

おしっこをつまらせ、病院にこられることが多くみられます。

原因のひとつとして、餌として与えている干草が挙げられます。

干草はカルシウムが多く含まれ結石を誘発するようです。

予防としてイネ科の植物の乾草(チモシー)ラビットフードを与えることが

いいようです。

イネ科の干草は他のものに比べ、カルシウムが少ないのです。

ラビットフードはあくまでも栄養バランスをとる為の補助食品として食べさせるようにしてあげてください 。

        
                      チモシー

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愛犬・愛猫の健康を守る!DOGドック・CATドックで安心の定期診断を

ペットは大切な家族の一員であり、彼らの健康を守るためには、日々のケアと定期的な健康診断が欠かせません。特にペットは自分で不調を訴えることができないため、定期的に検診を受けることで、飼い主が気づかないうちに進行する病気を早期に発見できます。この記事では、定期健康診断の重要性とそのメリットについてご紹介します。


1. 健康診断の重要性

ペットの健康状態を把握し、病気の早期発見や予防を行うため、定期健康診断は非常に重要です。特に犬や猫は年齢を重ねると、内臓疾患や慢性的な病気が進行しやすくなります。特にシニア期には定期的な検査が不可欠です。

健康診断の主な確認項目:

  • 問診
  • 視診:目、耳、歯などの確認。
  • 触診:関節や骨、体表腫瘤、腹部臓器の異常などの確認。
  • 聴診:心臓や肺の音、気管の異常を確認。
  • 体重・体温測定:変化から潜在的な問題を把握。
  • 血液検査:肝臓、腎臓など内臓機能を調べます。
  • 尿・糞便検査:感染症や腎臓、膀胱の異常を確認。
  • レントゲン・超音波検査:目に見えない内臓の状態や腫瘍を確認。

2. 定期健康診断のメリット

  1. 早期発見・早期治療
    症状が現れない病気も、診断により早期発見が可能です。腫瘍や内臓疾患、糖尿病などの重大な病気も早期発見ならば治療の選択肢が増え、ペットへの負担を軽減します。

  2. 健康状態を把握し、最適な生活管理が可能
    診断結果を元に、食事や運動の見直しを行えます。特に肥満や栄養不足の問題にも適切に対応できます。

  3. 予防医療の徹底
    健康診断では、予防接種や寄生虫の駆除も一緒に行えるため、感染症のリスクを減らすことができます。定期検査により病気の発症リスクを抑え、ペットの健康を長期間サポートします。

  4. 飼い主の安心感
    ペットが健康であることが確認できることで、飼い主の不安が軽減されます。また、異常がない場合でもケアが正しいことを確認し、より安心してペットとの生活を楽しむことができます。


3. 健康診断の頻度

ペットの年齢や健康状態によって異なりますが、若いペットでは年に1回、7歳以上のシニア期のペットは半年に1回の検査が理想です。10歳以上では、項目を絞った検査と広い検査を交互に行う方法もあります。


4. DOGドック・CATドックの流れ

  1. 検査前
    DOGドック・CATドックは事前予約が必要です。診察時やお電話で予約をお願いします。                                  ※Aコースの場合                                                                 午前10時30分にご来院ください。                                                       ※Bコース・Cコースの場合                                                               午前9時~11時の間にご来院ください。ペットをお預かりして検査を行います。
  1. 検査当日
  • 朝食を抜いてください。ただし、お水は与えても大丈夫です。
  • 尿検査が必要な場合は、尿を持参してください。                                       ※できるだけ院内での採取が望ましいですが、生理現象なので必ず尿が溜まっているとは限らないため                ※採尿後3時間以内の検査が理想です。保存する場合は冷暗所(4℃)で6時間以内にご持参ください。
  1. 検査後
    検査結果は後日、書面にて郵送いたします。ただし、異常が見つかった場合は、当日に電話にて連絡します。

5. 健康診断の内容と費用

Aコース(基本コース):7,350円(税抜)
一般身体検査、血液検査(貧血の有無・赤血球数・白血球数など)、血液生化学検査(蛋白量・腎臓・肝臓・膵臓の数値など)、尿・糞便検査、爪切り、肛門腺しぼり

Bコース(高齢ドック):19,650円(税抜)
Aコースに加え、甲状腺ホルモン検査、レントゲン検査

Cコース(心疾患ドック):22,650円(税抜)
Bコースに加え、心臓超音波検査


 

【注意事項】

  • 健康診断は平日のみ予約制。
  • 当日朝は絶食でご来院ください。
  • 尿は持参ください。                                                    →検査精度を考えると院内で採取し、すぐに検査するのが望ましいですが、生理現象なので必ず尿が溜まっているとは限りません。尿は採尿後時間が経過すると性状が変化して検査結果に影響を与えます。原則的に採尿後3時間以内の検査が望ましいです。すぐに検査できない場合は冷暗所(4℃)で保存し、6時間以内であれば実施可能です。
  • 大型犬の場合、追加料金がかかることがあります。
  • 検査結果は後日書面にて郵送いたします。
  • 気になる症状がある場合は動画におさめておいてください。
  • 耳ダニほかの治療を行った場合、別途費用がかかります。
  • 大型犬(15Kg以上)では、レントゲンサイズの都合上、追加料金が2,000円(税抜き)かかります。
  • 麻酔が必要な場合は別途費用がかかります。
  • その他、追加検査も可能です。                                                →猫エイズ/猫白血病検査                                                 →フィラリア検査                                                      →アレルギー検査                                                         →ワクチン抗体検査など

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パルボウイルス

感染経路

感染した犬の糞や嘔吐物をなめることによる場合や母子感染

 パルボウイルスに感染した犬に接触する、またはその犬の便や嘔吐物を口や鼻から

摂取することで感染します。

不特定多数の犬が集まる公園やペットショップ、動物病院などに感染力を持ったままの

ウイルスが存在した場合、靴や服、犬の毛に付着し、人間や他の動物によって運ばれる

こともあります。そのため、屋内飼育で他の犬との接触がないからといって感染する

可能性を否定することは出来ません。

 妊娠中の母犬が感染した場合、胎盤を通して胎児も感染し、死・流産を

引き起こします。このとき、母犬の症状が軽いため、イヌパルボウイルス感染に

よるものと気づかれないことがあります。

イヌパルボウイルスは猫やヒトには感染しません。

症状

下痢や脱水の症状がさらに悪化すると・・・

 通常4~7日間の潜伏期間の後、激しい下痢や嘔吐、食欲不振や元気の消失、発熱、

そして重い脱水といった症状が現れます。下痢は水様性で悪臭をともない、

ときに血がまじることもあります。下痢や脱水の症状がさらに悪化すると、

ショック状態を起こし、急死してしまうこともあります。

イヌパルボ感染症による急死は、消火器症状によるものの他に、心筋炎や敗血症が

引き起こされるものもあります。

対策をせず、発症した場合 非常に死亡率の高い病気です。

予防

ワクチン接種

イヌパルボウイルスに対する十分な免疫を持った母犬から生まれた子犬であれば、

おおよそ生後6週齢までは、母犬から得た移行抗体によって感染防御能を

保持していますが、適切な移行抗体の獲得が出来なかった子犬の場合や、

移行抗体の消失後は継続的なワクチンの接種をしなければ免疫が出来ません。

対策

まずは犬を健康を保つことと、ワクチン接種することが重要です。

また下痢や嘔吐のある場合、10分くらいで簡単にパルボウイルスの

抗体検査をすることも出来ます。



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迷子の動物を保護したあなたへ

迷子の動物を保護したら、

まず保険所警察署動物管理センター

に捜索のお願いが出ていないかの確認の電話を。

次に保護した場所から半径1メートルに顔写真入ポスターを

他には人が集まるスーパーや近所の動物病院などに張ってもらいましょう。

最後に動物病院に連れて行き、

マイクロチップ
がはいっていないかみてもらって下さい。

  保険所
   522-8726

  動物愛護センター
   581-1800

  小倉南警察署
    923-0100

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猫白血病ウイルス(FeLV)猫免疫不全ウイルス(FIV)にいて

      猫白血病 猫エイズはめずらしい病気ではありません。

もらわない

 あきらめない  

  ひろめないで

    あなたの大切な愛ネコを守りましょう。


猫白血球ウイルスと猫免疫不全ウイルスは、猫から猫へと感染し、完治する方法がない病気です。猫の約5~10%以上が猫白血球ウイルスに、約10~30%が猫免疫不全ウイルスに感染していると報告されています。

感染経路について

1. 猫白血病ウイルス(FeLV)とは?

FeLVは、猫の免疫系に深刻な影響を及ぼすウイルスです。感染すると、白血病やリンパ腫などの癌や、免疫力の低下によるさまざまな感染症にかかりやすくなります。

主な感染経路は

  • 唾液や涙、鼻水: 感染猫と健康な猫が互いにグルーミングを行ったり、食器や水皿を共有することで感染することが多いです。
  • 咬傷: ケンカなどでの咬傷によって感染が広がることもあります。
  • 母子感染: 感染した母猫が子猫を妊娠・出産する際や授乳を通じて、子猫に感染が広がることがあります。
  • 尿や糞: 感染猫の尿や糞に接触することで感染する可能性もあります。

2.猫免疫不全ウイルス(FIV)とは?

FIVは、人間のHIVに似たウイルスで、猫の免疫システムを徐々に弱めます。感染してもすぐに症状が出るわけではなく、数年かけて免疫不全が進行します。

主な感染経路は

  • 咬傷による感染: 主にケンカなどで咬まれた際に感染が広がります。特に、オス猫がテリトリー争いなどでケンカする際に感染するリスクが高いです。
  • 母子感染: 感染した母猫から子猫への感染も稀にありますが、FeLVほど一般的ではありません。
  • 性交渉: FIVは交尾によっても感染することがありますが、主な感染経路は咬傷です。

まとめ

  • **FeLV(猫白血病ウイルス)**は、主に唾液、涙、鼻水、咬傷、母子感染、尿や糞を通じて感染します。
  • **FIV(猫免疫不全ウイルス)**は、主に咬傷、母子感染、性交渉を通じて感染します。
  • 人や犬など他のペットには感染しません。

感染した猫の基本的なケア

感染してもあきらめないで!愛ネコを勇気づけるのは飼い主さんの愛情です。感染・発症しても、平均寿命より長生きする猫も少なくありません。

1. 定期的な健康チェック

  • 定期検診: 定期的に健康診断を行い、病院との連絡を密にする。

2.栄養管理

  • バランスの良い食事: 高品質で栄養バランスの取れた食事を与えることが、免疫力をサポートします。
  • 食欲不振への対処: 食欲が低下することがあるため、猫が好む食事や食欲を刺激するための工夫が必要です。

3. ストレスの軽減

  • 安定した環境の提供: 感染猫はストレスに弱いので、静かで落ち着いた環境を提供することが重要です。家庭内での大きな変化やストレス要因をできるだけ避けます。
  • 他の動物との接触を避ける: 感染猫が他の猫とケンカしたり、病気を伝染させるリスクを避けるため、他の猫との接触を控えてください。

4. 感染予防

  • 二次感染の予防: FeLVやFIVに感染した猫は、他の病気に対する抵抗力が低下します。定期的なワクチン接種や寄生虫予防が必要です。
  • 室内飼育: 感染猫を室内で飼うことで、他の猫との接触を避け、二次感染のリスクを減らすことができます。

5. 衛生管理

  • 清潔な環境: トイレや食器の衛生管理を徹底することで、感染症や寄生虫のリスクを低減します。
  • 定期的なグルーミング: 被毛や皮膚の状態を良好に保つために、定期的なブラッシングやシャンプーを行います。

6. 愛情とサポート

精神的なケア: 飼い主からの愛情やスキンシップは、猫の精神的な健康に大きな影響を与えます。感染している猫に対しては、特に注意深く見守り、安心感を与えることが重要です。

 

感染を予防するためのポイント

1.室内飼育

 - 猫を室内で飼うことで、他の猫との接触を避け、感染リスクを大幅に減らすことができます。

2.多頭飼いの管理

– 新たに猫を迎える場合は、FeLVとFIVの感染検査を行い、感染を防ぐための措置を講じましょう。

3.衛生管理

 - 食器やトイレ、寝床などの共用物を定期的に清潔に保つことで、感染リスクを低減します。

4.定期検査

 - 猫の健康状態を確認するために、少なくとも年に1回の検査を受けることをお勧めします。

5.ストレス管理

 - 猫の生活環境を整え、ストレスを軽減することで、免疫力を維持し感染予防につなげます。

6.ケンカの回避

 - 外出を制限し、特に咬傷によるFIV感染を防ぐために、猫同士のケンカを避けましょう。

検査のタイミングについて

FIVでは感染してから約2ヶ月後、FeLVでは感染してから約1ヶ月経たないと、検査結果として反映されてきません。検査の時期によっては、感染しているのに結果が陰性として出てきてしまうこともあります。

生後6ヶ月齢以下でFIV検査の結果が陽性と出た場合、4カ月ぐらいかかって陰転する場合もあるといわれていますので、最初の検査から4カ月たってもう一度検査を受けてください。理由は母猫から抗体を譲り受けただけの場合には、その抗体が消失していきますので再検査で陰性に、その猫自身がウイルスに感染していた場合には再検査でも陽性と結果が出ます。再検査で陽性と出た場合には、その猫がFIVに感染していると考えてよいでしょう。

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ウサギの食糞について

ウサギの食糞について

まず、食糞とは「自分自身の糞便を食べること」

です。

ウサギは硬便と盲腸便(軟便)の2種類の便をし、

盲腸便は食べます。

写真 エキゾチックアニマル ほ乳類編より

盲腸便とは、日頃よく目にする硬便とは違い

軟らかく粘液に包まれた黒色の便のことです。

この盲腸便にはウサギが生きるために必要な栄養素

が多く含まれており、ウサギは肛門に直接口を

つけてこれを食べます。その為、私達はほとんど

盲腸便を見ることはありません。

ですが、実は1日の排泄量の半分以上が盲腸便なのです。

※つまり、食糞しなければいけない盲腸便を

食べ残していたり、

カラーを付けるなどで食べることが出来なかったり

した場合は日頃の食事とは別に栄養を

補ってあげる必要があるのです。

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ハムスターの怪我予防

ハムスターを飼っている方はもちろん、これから飼おうと考えている方へ

ハムスターが病院に来院される理由のひとつを紹介したいとおもいます。

それは骨折です。

網の隙間に足を挟み、ハムスターが自分で何とかしようとして骨折してしまうことや

遊具からの落下による骨折

これらは実際、当院につれてこられたハムスターの骨折の原因です。

上記に挙げた例は飼い主さんの手によって予防することが出来ます。

たとえば

ケージ

できるだけ大きなものが理想的です。

網の隙間に手足を挟んで怪我をしないように、底面部分が網状になっていないもの

をお勧めします。

また簡単に扉が開いてしまうと脱走してしまうので、

扉はロック出来るようなもののほうが安全です。

熱帯魚や昆虫用の水槽、プラスチックの衣装ケースを利用される方もいますが、

中に湿気がこもらないよう、あまり深くないものを使いましょう。

ケージを置く場所は昼は明るく(直射日光が当たらないような場所)

夜は暗くなる場所で、温度が18~26度の静かなところに置きましょう。

ハムスターはすぐに熱中症になってしまいます。

5度以下になると冬眠に入るので絶対に5度以下にしないこと。

次に

敷材

寝床や遊び場として、ケージの底に敷きます。

木屑や紙などいろいろな材質がありますが、湿気を吸いやすいものを選んでください。

こういったものを敷いてあげることで、落ちたときでも怪我をしにくくなります。

ここでは簡単に書いてありますが、

これからハムスターを飼おうと考えている方は

ケージの選び方や敷材等について、ペットショップの方とよく相談してください。

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犬の偽妊娠のリスクと予防:飼い主さんが知っておくべきこと

偽妊娠とは 

人で想像妊娠という言葉を耳にされた方もいると思いますが、想像妊娠とは強く妊娠を望んだ時や妊娠について不安な気持ちから起こるもので、妊娠もしていないのにお腹が大きくなったりします。犬の偽妊娠とはホルモンバランスによって起こるもので、特に発情期が終わった後に見られることが多いです。お腹は大きくなったりしませんし、発情が終われば自然とおさまります。

原因

偽妊娠は、発情後にプロゲステロンというホルモンが増加し、その後、プロラクチンというホルモンが作用することで発生します。これにより、体が「妊娠している」と誤認してしまい、妊娠に似た症状が現れます。

主な症状

  • 乳腺の発達: 乳房が張り、母乳のような液体が分泌されることがあります。
  • 巣作り行動: 犬が布やおもちゃを集めて、巣作りを始めることがあります。
  • 母性行動: おもちゃや他の小さな物を子犬のように扱い、保護しようとする行動が見られることがあります。
  • 食欲の変化: 食欲が増す、または減少することがあります。
  • 落ち着きのない行動: 不安感が増し、落ち着かない様子が見られることがあります。

 

気をつけてほしいこと

1. 乳腺炎のリスク

偽妊娠中に母乳が出ることがあり、愛犬が自分でその乳を常に舐めてしまうことで、乳腺炎を引き起こす可能性があります。乳腺炎が進行すると、炎症がひどくなり、熱が出たり、シコリができたりすることがあります。これらの症状が見られた場合は、すぐにかかりつけの先生に相談してください。

2. 偽妊娠の繰り返しによるリスク

偽妊娠を繰り返す犬では、ホルモンバランスの影響で、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍を引き起こすリスクが高まることがあります。これらの病気は命に関わることもあるため、早期の予防と対策が重要です。

3. 避妊手術の検討

今後、子犬を産ませる予定がない場合は、避妊手術をお勧めします。避妊手術を行うことで、偽妊娠やそれに関連する病気のリスクを大幅に減らすことができます。

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保冷パック式枕の誤飲リスクと犬猫の安全対策

11月に入り、気温もぐっと下がってきました。

日中も寒くなってくると心配なのが風邪。風邪予防にマスクをしたり、暖かくしたりとされていると思いますが、それでも風邪を引くときは引いてしまいますよね・・・今日は風邪にまつわる話で、皆さんにペットのために、気を付けて頂きたいことをお話ししたいと思います。僕自身 あまり風邪を引いて熱を出すことがないので、使ったことがないですが。熱が出た時に利用する硬くならない「保冷パック式の枕」。使われる方もいらっしゃると思います。

「保冷パック式の枕」に含まれる成分にエチレングリコールが含まれるものがあります。製品によっては不凍液と表記されているものもあるかもしれません。エチレングリコールは甘くとろみがあるもので、おいしいものと勘違いし舐めてしまうことも。舐めてしまうと大変危険で急性腎不全になり死亡することも。もし誤って舐めてしまった場合はすぐにかかりつけの動物病院へ連れて行ってください。枕として使うものですから強度のある袋に入っているので、普通に使用していれば漏れ出ることはないでしょうが。ペットがじゃれたときに爪をたてたり、咬だときに滲み出てくることもあります。また車整備の際に不凍液を使うときも同じように舐めないように気を付けてあげてください。

誤飲を防ぐための対策

  • 定期的なチェック:使用前や使用中に、保冷パックや枕に破損や劣化がないかを確認しましょう。異常が見つかった場合は、すぐに使用を中止してください。
  • カバーを利用する:保冷パックを専用のカバーやタオルで包むことで、直接の接触を防ぎ、誤飲のリスクを減らすことができます。
  • 安全な場所での使用:ペットが保冷パックに過剰に興味を示す場合や、噛む習性がある場合は、目の届く範囲でのみ使用するようにしましょう。
  • 二重構造のものを:二重構造の商品は中袋と外袋で覆われているため、破損しても中身が出にくいことが利点です。

誤飲してしまった場合の対応

  • 早急に獣医師に連絡:もしペットが保冷パックの中身を誤飲した疑いがある場合、すぐに獣医師に連絡し、指示を仰ぎましょう。中身の成分がわかる場合は、その情報を獣医師に提供することで、適切な対処が可能になります。
  • サインに注目:誤飲後に嘔吐、下痢、元気がなくなる、よだれを垂らすなどの症状が見られる場合は、緊急の対応が必要です。

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この時期に注意しなければ!!泌尿器系の病気

寒いと人と同様にペット達も水を飲む量が減ってきます。

そこが落とし穴です!!

特には積極的に水を飲んだりしない傾向にあります。

水分補給は泌尿器系の病気予防にもなります。

対策として

①水を入れている容器の置き場をその子のお気に入りの場所に数箇所置くなどの工夫をする

②新鮮な水を飲めるように1日に数回水を換えるようにしてあげる

等があげられます。

水を換えてあげることで、普段どのくらい飲んでいるのかを知ることが出来ます。

食事やトイレ、水を飲む量などもそうですが、

その子の普段を知っておくことが病気の早期発見に繋がると思います。

膀胱結石(尿砂)

犬猫問わず、結石が出来やすい体質の子がいます。

うちの子は結石があるのかな?と思いの飼い主さんへ

病院へ行って尿検査をしてもらうことも方法のひとつですが、

※1

自宅でも確認することができます。

用意するもの

白い紙(ノートや何かコピー用紙の裏紙でも構いません)

用意した紙の上にオシッコを垂らしてください。

オシッコを乾かした面を太陽に当てるとキラキラ光るものがあればそれは結石(結晶)です。

※1

ペーパー

顕微鏡

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