動物の病院 くすめ

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臭嚢(肛門嚢)とは

         臭嚢(肛門嚢)とは

  例えるならスカンクの臭い袋のようなものです!

 臭嚢(肛門嚢)は肛門の左右両側の皮膚の直ぐ下にあります。

 臭嚢(肛門嚢)の中にある分泌線からは、

濃い色をした臭いの物質が分泌されます。

排泄の際に一緒に出せる子もいますが、出せない子もいます。

  分泌物が溜まると、

お尻(肛門)を床に着けて引きずる

肛門付近を頻繁に舐める

触れと痛がる

  これが合図です。

ひどい場合には袋が破裂して出血する場合もあります。

定期的に臭嚢(肛門嚢)をしぼり出す事をおすすめします。

飼い主さん自身でしぼることも出来ますが、

難しいようであれば

トリーミングに連れて行った時や

予防接種などで病院に行った時にでも頼んであげてください。

公開日:

子猫を保護された方へ その3

五、社会化

子猫に限らず動物には生後3ヶ月間の社会化という時期があります。

社会化とは群れの中で、単独で生きていく上でのルールやマナーを学んで行く過程です。

例えば

子猫が親猫や兄弟と咬んだり、時には引っ掻いたりしてじゃれ合ってる光景をみたことはありませんか?

これは遊びを通して、相手がどのくらいまでなら許してくれるかを学んでいるのです。

これは『猫』の世界での社会化ですが、『人と猫』の世界での社会化もあります。

人と生活していく上で必要なことを学ぶこととして、

トイレのしつけ

飼い主さん以外の人を見ておびえないようにする

壁やイスなどで爪とぎをしないようにする為に、いくつか爪とぎを用意することなどです。

これからあなたと子猫、一緒になって社会化を学んでいってください。

補足

a.生後1ヶ月くらいまでは爪が出たままで、自分で引っ込めることは出来ません。

次第に引っ込めるようになるので安心してください。

それまでは痛いかもしれませんが我慢です!!

b.体重測定

体重は毎日、計ってあげてください。

家にある料理用計りの上にタッパなどの容器を載せ、その中に子猫入れて計ってください。
※1

c.ノミ取り

ある一定の体重になるまではノミ取りはつけられません。

定期的に目の細かい櫛でブラッシングしてノミを取ってあげてください。
※2
   ノミが体にいるとノミに血を吸われて貧血になるかもしれませんし、病気にかかる可能性もあります。

d.睡眠

睡眠は十分に

家の中の静かな場所に猫用のバスケットなどを居心地の良い場所を見つけてあげ、

子猫だけのテリトリーを作ってあげてください。

眠っている子猫は寝かせておきましょう。


 ※1
↑上の写真のようなものやデジタルのものなど


※1
グッデイやナフコなどのホームセンターやペットショップで購入可能です。

公開日:

子猫を保護された方へ その2

三、食事

用意するもの

①動物用哺乳ビン
ペットショップ、ホームセンターや病院に置いてあります。 

                         

②スポイド

旅行用品店などに置いてある、香水を詰め替えたりする時に使うものなどを利用してください。
未使用のものを使ってください。
  

         

 ③猫用ミルク
       
        
    注意点

  a.生後30日までは消化機能が未発達なので、食事はこまめに分けて与えてください。

     回数は1日5~6回を目安にして下さい。

    b.ミルクは猫用のミルクを与えてください。
 
    どうしてもその時、猫用のミルクが手にはいらなければ応急処置として、

    人用のミルクもしくはヤギのミルクで代用しても構いません。

    猫用のミルクは人用のミルクやヤギのミルク、犬用のミルクもですが

   それぞれ糖などの成分の違いがあり下痢をしてしまう恐れがあります。

   与えるとしても1、2回だけにしてください。

  下痢は体力にない子猫にとっては大変危険なことです。

                                                                        
 
 c.ミルクの温度は人肌程度にしてください。
   熱くてもやけどをしますし、冷たいと子猫は興味を示さないかもしれません。

  d.動物用哺乳ビンについている乳首では大きすぎて飲めない子もいます。
  その様な場合はスポイドを使って飲ませてあげてください。

                   

 e.生後30日頃から徐々に離乳食にかえ、生後60日頃を目安に子猫用の
   ドライフードへとかえてください。
  まだ1回の食事で消化できる量は限られていますので、
  袋に書かれている1日量を3~4回に分けてあげてください。

四、排泄について

用意するもの

ガーゼやコットンもしくはティッシュ

子猫は生後30日以上にならなければ自力で排泄をすることが出来ません。

通常は母猫が子猫のお尻を舐めて刺激を与え、うんちやおしっこを出させます。

母猫替わりに、食事を終えたらガーゼやコットンもしくはティッシュを水に濡らし肛門付近を

軽く擦り刺激を与え排泄を促してください。



うんちからの病気の感染率は高いので、こまめに処分してあげてください。

 

公開日:

子猫を保護した方へ

子猫を保護された方へ

生後数週間の子猫の生存率はかなり低いです。

通常、子猫は母猫から免疫をもらい免疫をつけていくのですが、初乳を飲んでいない子猫は免疫の

移行がなされていない為、特に弱いと考えられます。

また生まれたての子猫は目も開いておらず、耳も聞こえませんし、歩くことも出来ません。

子猫が成猫になれるよう、このサイトを通じお手伝い出切ればと思い、3日間に分け紹介していきます。

1日目は『子猫の状態チェック』 と 『飼育環境』
2日目は『食事』 と 『排泄』
最終日は『社会化』 と 『補足』です。

一、子猫の状態チェック

項目

□ 元気はありますか?

□ 鳴かなかったり、体は震えていませんか?

□ 目やにがひどかったり、鼻水は出てませんか?

□ うんちは下痢っぽくないですか?

□ うんちに血は混ざってないですか?

1つでも該当する場合はすぐに最寄の動物病院へ連れて行ってください。

動物病院へ連れて行く時(冬場)

子猫をタオルに包み寒くないようにして連れて行く
ことをお勧めします。

二、飼育環境

子猫はまだ自分で体温を調節することが出来ません。

ですから周りを暖かくしておかなければ体温は下がってしまいます。

                                                                                     

段ボールを用意してもらい、中に毛布やタオルを入れてあげてください。段ボールは保温性があります。

また秋口から夜は気温が下がるので、ペットボトルにお湯を入れ、タオルで包んだものを段ボールの中へ

いれてあげてください。

注意事項
 
お湯を入れたペットボトルを段ボールに直接入れると、子猫がやけどをしてしまう

恐れがあるので必ずタオルで巻いてください。

公開日:

子犬・子猫を飼い始めたあなたへ

食事

ゴハンはペットショップやブリーダーの方に

今まであげていたもの(メーカーやフードの名前)

を聞き同じものをあげるようにしてください。

家にも慣れた頃に、その子にあった食事に変更することが望ましいでしょう。

食事の回数は家に来てから1週間程度は4回ぐらいに分けて、

その後は回数を3~2回とした方がよいでしょう

食事を切り替える時

歯磨き

子犬の頃から歯に触れられることに慣れている子は大人になっても

歯に触れられることに抵抗を持ちません。

食後に飼い主さんがガーゼを指に巻き、歯磨きの練習をしてみてください。

口腔内ケアは様々な病気からペットを守ります。

飼い主さんが家で出来る予防の一つです。

               

   

徐々に慣れてくれば、ペットショップやホームペンターなどに

歯磨き用品もあるので試してみては?

お口のケアの大切さ

シャンプー

初年度のワクチンが2回、もしくは3回接種後、

体に抗体が出来る2週間してからシャンプーをしてあげてください。

それまではタオルをお湯でぬらし、よく絞って拭くようにしてあげてください。

シャンプーをする頻度は4~3週間に一度くらいで。

あまり頻繁に洗いすぎると逆に皮膚を悪くすることもあります。

気をつけてほしいこと

 シャンプーのすすぎ残し(フケのように粉をふいていませんか?)

シャンプー前のブラッシング(せっかく洗ったのに毛がからんでませんか?)

これを忘れたために、

皮膚病になってしまったケースもあります

この二つは守りましょう!!

効果的なシャンプーの仕方


                                                                                                   

散歩

初年度のワクチン接種後、2週間たってから徐々に散歩へ

連れて行って他のワンちゃん、ネコちゃんと触れ合うようにしてあげてください。

あなたの子のペット社会へデビューです。

散歩についてもう少し詳しく書いてありますので、見てください♪

散歩への道のり

最後になりますが、一番重要な話をひとつ

毎日触れてあげてください。

毎日触れてあげることで、体に変化が起きた時にすぐに気づいてあげることが出来ます。

あれ?こんなとこに膨らみが・・・

怪我してる・・・

このように小さな変化にも気が付いてあげられます。

スキンシップにもなりますよ(^^)

でも寝ているときは静かに寝かせてあげてくださいね。

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耳の掃除

最近

そういえば、うちの子よく頭を振るな・・・

足で耳を掻いている気がする・・・

なんだか臭う・・・

と感じている飼い主さんへ

それは耳が汚れているからかもしれません!!

耳が垂れている子は耳の中が蒸れやすく、汚れがたまりやすいです。

特に注意してください。

一度、動物病院へ連れて行ってください。

病院で耳の中をキレイにしてもらった後は、

ご自宅でコットンを濡らし、

耳の内側(指が届くところまで)を定期的に拭くようにしてあげてください。

飼い主さんの中には、ご自分で綿棒を使い、耳かきをされる方がいますが、

それは耳の中を傷つけることもあるのでやめましょう。

耳の中の掃除は動物病院の先生たちに任せてください。

公開日:

耳について

耳の構造

水平耳道は人と比べて長いんですよ!

◎耳のはたらき

耳は飼い主さんの声や外から聞こえてくる音

を聞くだけではありません。

バランスを保つ働きもしています。

バランスを保つ内耳にある耳石器によって保たれています。

犬にとって、ここは人以上に重要で、

片側の内耳が冒されただけで、こんな症状が出ることも。

・姿勢が保てなくなる。

・顔が片側に傾いたままになる

・顔面神経麻痺など

◎耳垢ってどうやって出来るのか

皮脂腺と耳道腺と呼ばれる腺があり、これらの分泌物が

耳の奥に入ろうとする細菌やホコリなどをキャッチします。

この分泌物が固まったものが耳垢です。

◎耳掃除

家で耳を掃除する時は綿棒を使わず、

ガーゼで届く範囲を拭くだけにしてあげてください。

人と犬や猫の耳の構造は違うので、

綿棒を使ったために耳垢を奥に押し込んだり、

耳を傷つけたりしてしまうこともあります。

洗浄液を使う時は

液をたっぷり入れて耳をよくマッサージしてあげてください。       

耳の奥に溜まった耳垢も浮き上がってきます。

あとはペットたちが耳に残った液体と耳垢を

頭を振り外にだします。

出てきた耳垢を拭いてあげてください。

ここで、飼い主さんへアドバイスをひとつ

意地でも頭を振ろうとしない子も中にはいます。

そんな子には耳に息を吹き込むといいんです。

でも吹いた瞬間頭を振り、耳垢やらが顔にかかったりもします。

最悪・・・口に入ることも・・・

やる時は気をつけてくださいね(^^)

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不妊(不妊・去勢)手術

避妊について、こんな質問を受けることがあります。

「避妊手術って、いつからしたらいいんですか?」

「手術後太ったりしますよね?」

「手術をするとどうなるんですか?」

「手術はするには予約が必要ですか?」

「入院が必要ですか?」

こういった飼い主さんからの質問に対して、ここで書いてあることが

全て答えられてるとは言えませんが少しお役に立てばと思います。

避妊・去勢手術も他の手術同様 予約制(平日のみ)です。

メスは手術は生後4ヶ月から可能です。

時間的には麻酔の状態で4~6時間は院内にて管理の後、日帰りです。

場合によっては入院することもあります。

上記の4点は当院ではということです。

術後、肥満を心配される飼い主さんもおられますが、

食事の管理適度な運動によって防ぐことが出来ます。

これは処方食(ロイヤルカナン)ですが、

こいった避妊後の食事として市販のものもあると思うので

、避妊後の肥満を気にされる飼い主さんは選択肢の一つとして

考えてはどうでしょうか?

術後の際に飼い主さんへサンプルをお渡ししています。

不妊手術により

・メスは発情そのものが無くなりますので、子供は出来ません。

・高年齢になっての卵巣・子宮の病気の心配がありません。

避妊手術について、もう少し詳しく書いたものがありますので

避妊を考えておられる飼い主さんは当院まで立ち寄られてください。

資料を一部アップしておきます。

避妊手術を希望される飼い主さんへ3点お願いがあります。


1点目

 妊娠している場合は

出産後2ヶ月経ってから避妊手術の予約をいれてください。


2点目

 発情が起きているときは避けてください。


3点目

 不妊手術(去勢・避妊)をする場合共通ですが

  ・お腹を壊して、下痢をしている。

  ・クシャミをよくする。

  ・鼻水がでている。

など体調が悪い時には手術の予約を入れないでください。

以上3点、その子の為にも守ってあげてくださいお願い致します。

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ノミ!ダニ!!は こんなとこに潜んでいる

  最近 こんな声をよく聞きます。

ノミに刺されました(飼い主さんが)

うちの子にノミがいたんです。

雨が上り、晴れて気温が高くなるとノミたちが活発になります。

うちの子は家から出しませんと言われる飼い主さんも多いですが

ノミダニに付いて(靴底や服に付いたりして)あなたの家にやってきたり

 ノミ

小さすぎて写真に取れなかったので模型です

実物は病院に展示していますので興味が在る方は

 ダニ(血を吸った状態のものです)

他の子と接触した時についてくることもあります。          

ノミやダニからペットを守るには(飼い主さんも) 

まずノミトリをつけてあげる。  

次に下の写真にあげている箇所を念入りに掃除してあげてください。

    

    

   

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ノミアレルギー

今は昔と違いほとんどの建物にエアコンが完備されています。

そのため、今のように暑い時期はもちろんのこと

冬場にもノミの存在に注意が必要になってきています。

うちの子は家から出ないから、ノミトリはいい。

と言われる声を聞きます。

ノミはペットが散歩の時に家に連れて帰ってきてしまうことが主ですが

それ以外にも飼い主さんが外から帰ってきた時に

靴や服などに付いて家にやってくることもあるんですよ。

ノミアレルギー性皮膚炎

ノミはペットから血を吸うときに唾液を注入します。

唾液中のたんぱく質にアレルギー反応を起こすことで、

皮膚炎を起こし痒みを伴います。

痒さから自分で、皮膚を掻いたり噛んだりします。

そのせいで、刺された周囲(主に背中からシッポのあたり)が脱毛します。

また傷口から2次感染の恐れもあります。

なんだか最近からだ掻くな・・・と思われたら

早めの通院をお勧めします。

アレルギーとは

体が外からきた異物に対して防衛反応(免疫作用)が過剰に反応したもの。

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