動物の病院 くすめ

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DOGドック・CATドック 始めました♪

      2023/09/06

DOGドック・CATドック

【健康診断の頻度】

年に1度、10歳以上では半年に1度を推奨しています。(AAFP米国猫医学会)ワクチンの接種時など定期的に健康診断を行うことをおすすめします。

ただ10歳以上の場合、毎回項目が多いと大変なので、項目を絞った検査と広い検査を半年ごとに交互に行うのが良いかと思います。

 

【検査項目】

  ■Aコース(基本コース)

   ①一般身体検査(視診、聴診、触診、打診)

      →触診、視診、聴診、体重・体温の測定を行います。全ての検査の基本になります。急激な体重の減少がな いか、歯肉の状態、触診で体表にしこりがないかなど5感を使ってチェックします。

  ②血液検査(血球検査、血液生化学検査)

      →犬:CBC、肝臓酵素(ALT,AST,ALP,GGT)、腎機能のマーカー(Cre, BUN)、血糖値(GLU)、脂質代謝(T-chol)、タンパク質(TP,Alb,Glob,Alb/Glob)、ミネラル(P,Ca)総ビリルビン(T-bill)、アミラーゼ(AMYL)リパーゼ(LIPA)の17項目

            猫:CBC、肝臓酵素(ALT,AST,ALP,GGT)、腎機能のマーカー(Cre, BUN)、血糖値(GLU)、脂質代謝(T-chol)、タンパク質(TP,Alb,Glob,Alb/Glob)、ミネラル(P,Ca)総ビリルビン(T-bill)の15項目

  ③尿検査(持参のほどお願いいたします。)

    →検査精度を考えると院内で採取し、すぐに検査するのが望ましいですが、生理現象なので必ず尿が溜まっているとは限りません。

尿は採尿後時間が経過すると性状が変化して検査結果に影響を与えます。原則的に採尿後3時間以内の検査が望ましいです。すぐに検査できない場合は冷暗所(4℃)で保存し、6時間以内であれば実施可能です。

   ④糞便検査

   ⑤爪切り

  ⑥肛門腺しぼり

 

 ■Bコース(高齢ドック) ※7歳以上の大型犬・猫ちゃんにお勧めです。

  Aコースに下記検査を追加

  ①T4測定(甲状腺ホルモン)

    →10歳以上の猫に多い甲状腺機能亢進症の検査です。甲状腺機能亢進症の症状は一見、病気とは思えない症状(活動性の上昇、食欲の上昇)が特長です。進行すると疲労感、削痩、動悸などの症状が現れます。心筋肥大、高血圧を起こし、腎臓にもダメージを与える可能性がある病気です。

 

 ③レントゲン検査(胸部・腹部)

    →レントゲン線を照射することで体の内部を写し出すことができます。肺、心臓、腎臓、肝臓、消化管、骨などのサイズ、形を評価します。

 

■Cコース ※心疾患になりやすい高齢小型犬・猫ちゃんにお勧めです。

Aコースに心エコーを追加

  ①心臓超音波検査

 

                                                             【料 金】

                     ■Aコース(基本コース)    7,350円(税抜き)

                     ■Bコース           19,650円(税抜き)

                      ■Cコース           22,650円(税抜き)

 

【DOGドック・CATドックの注意事項】 

   ※1.Dogドック・Catドックでは、Aコース以外は予約制(基本的には平日のみの予約)です。

    ※2.当日朝絶食の上、ご来院下さい。

    ※3.一日お預かりし、検査いたします。

    ※4.検査結果は後日書面にて郵送いたします。

   ※5.耳ダニほかの治療を行った場合、別途費用がかかります。

   ※6.大型犬(15Kg以上)では、レントゲンサイズの都合上、追加料金が2,000円(税抜き)かかります。

   ※7.麻酔が必要な場合は別途費用がかかります。

  ※8.その他、追加検査も可能です。

          ・猫エイズ/猫白血病検査 +2,856円(税抜き)

          ・フィラリア検査               +1,078円(税抜き)  

          ・アレルギー検査     +15,000(税抜き)など

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