動物の病院 くすめ

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「一次診療の現場で学ぶ!」獣医学部学生向け実習生募集のお知らせ

獣医学部学生向け 実習生募集のお知らせ

日常診療の現場で学ぶチャンス!
動物の病院くすめでは、獣医学部の学生を対象に、一次診療の現場で実践的な学びを提供する実習生を募集しています。一般診療からケア、飼い主とのコミュニケーションまで、現場の最前線で必要なスキルを養うことができる貴重な機会です。


実習プログラムの特徴

  • 一次診療の現場での実践
    当院では、外来診療を中心に、日常的に発生する症例や緊急対応に取り組んでいます。健康診断、予防接種、軽度の外傷処置、消化器症状の診断・治療など、動物たちの健康管理の基本を学ぶことができます。最初の診察や判断が重要な一次診療のスキルを習得する良い機会です。

  • 獣医師による個別指導
    小規模な病院ならではのきめ細かな指導が受けられます。経験豊富な獣医師が、実習生一人ひとりのペースに合わせた指導を行い、わからないことや疑問に丁寧に対応します。実習中は、診療のプロセスを間近で見学し、必要に応じてサポート業務を行いながら実践的なスキルを習得できます。

  • 多様な症例に触れる機会
    当院では、犬や猫を中心に多様な症例を取り扱っており、外来診療におけるさまざまな健康問題に触れることができます。皮膚病、感染症、軽度の外傷、消化器トラブルなど、一次診療ならではの症例を通して、診察と治療の基礎を学ぶことができます。

  • 飼い主とのコミュニケーション能力の向上
    一次診療では、飼い主との密接なコミュニケーションが重要です。実習生には、獣医師の診察を見学するだけでなく、飼い主との会話を通じて病状の説明やアドバイスの仕方を学んでいただきます。動物とその家族の絆をサポートする方法を実践的に学べる機会です。


実習内容

  1. 診療補助と動物のケア

    • 一次診療における獣医師の診察補助(健康診断、予防接種のサポート、簡単な検査の補助)
    • 動物のバイタルチェック、体重測定、健康管理の実施
    • 処置室での軽度の処置(包帯交換や消毒など)や検査サンプルの採取のサポート
  2. 簡単な手技の実習

    • 基本的な検査手技や診察補助の経験(血液検査、尿検査の準備や観察)
    • 動物の投薬や、処方薬の調剤、飼い主への投薬指導
  3. 診断と治療プロセスの見学

    • 獣医師とともに、動物の症状を見極め、診断プロセスに参加
    • 診断方法や治療方針の決定プロセスを学びます
  4. 入院動物の管理とケア

    • 入院中の動物の健康チェックや、投薬、点滴管理のサポート
    • 術後ケアや回復のモニタリング、動物たちが快適に過ごせる環境づくり

実習の利点

  • 一次診療の基礎を徹底的に学べる
    一次診療は獣医師としての基礎力を鍛える場であり、ここで学ぶ基本的な診療スキルは、将来のキャリアに大きな影響を与えます。毎日の診療に触れることで、動物の症状に対して即座に対応できる力を身につけられます。

  • 多くの飼い主との接点
    動物と飼い主の双方に寄り添いながら、診療を行うためのコミュニケーション力が養われます。飼い主の不安を取り除き、安心感を提供する技術は、一次診療において特に重要です。

     

  • 小動物診療に関する知識と経験の向上
    小規模ながら幅広い診療内容を経験できるため、犬や猫の一般的な疾患に対する診療方法を習得できます。


実習詳細

  • 実習期間
    1週間から(ご都合に応じて調整可能)。春季・夏季・冬季の長期休暇中に実施しています。

  • 実習時間
    午前8時30分〜午後5時00分(昼休憩1時間)。診療の流れに合わせて時間は柔軟に調整します。

  • 募集対象
    獣医学部に在籍する学生で、一次診療に興味がある方。

  • 募集人数
    各期2名程度。少人数制で実施し、きめ細かな指導を行います。

  • 待遇
    交通費支給。宿泊が必要な場合は相談に応じます。


応募方法

  1. 応募書類

    • 履歴書(写真付き、連絡先を明記)
    • 学生証のコピー
    • 志望理由書(A4 1枚、一次診療で学びたいことや将来の目標を記載)
  2. 応募先
    メールまたは郵送にて、以下のアドレスまで書類をお送りください:

    • メール:kusume.hk@gmail.com
    • 郵送:〒802-0841 福岡県北九州市小倉南区北方2丁目31-26 動物の病院くすめ 実習担当宛
  3. 応募締め切り
    随時受け付けています。  


お問い合わせ

動物の病院くすめ 実習担当
TEL: 093-921-1910
Email: kusume.hk@gmail.com

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里親募集中🐈

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マイクロチップについて

1. マイクロチップとは?

マイクロチップは、ペットの皮膚下に埋め込まれる直径2㎜、長さ8~12㎜程度の円筒形の電子標識器具で、内部はⅠC、コンデンサ、電極コイルからなり、外側は生体適合ガラスで覆われています。個別のID番号が登録されています。これにより、ペットが迷子になった際に飼い主のもとへ迅速に返還できるよう、重要な役割を果たします。

2. マイクロチップの手続きと流れ

  • 埋め込み方法:注射と同じような手法で短時間に埋め込むことが可能で、痛みは最小限です。
  • 環境省への登録:マイクロチップ埋め込み後、環境省が運営する「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づく登録システムへの登録が必須です。この手続きは動物病院が代行する場合もありますが、飼い主自身が環境省の「マイクロチップ情報登録サイト」を利用して行うこともできます。登録が完了すると、ペットのIDと飼い主の情報がデータベースに保管され、迷子時の迅速な対応が可能となります。

  登録などの詳細については「犬と猫のマイクロチップ情報 l 環境省」にて確認ください。

3. 料金

マイクロチップの処置料は2,046円(税抜き)です。環境省への登録には追加費用がかかることもあるため、事前に確認しましょう。

4. マイクロチップのメリット

  • 迷子になった際の返還率が向上
  • 犬や猫の所有権を明確にし、トラブルを防ぐ
  • ペットの輸出入時には、特定の国でマイクロチップが必須条件となる

よくある質問 (Q&A)

Q1. マイクロチップはGPS機能がありますか?
A. いいえ、マイクロチップにはGPS機能はありません。チップには固有のID番号のみが登録されています。

Q2. 埋め込み時に痛みはありますか?
A. 埋め込みは注射と同様の方法で行われるため、痛みは最小限です。麻酔は通常不要です。

Q3. マイクロチップの寿命はどれくらいですか?
A. 一度埋め込まれたマイクロチップは、基本的にペットの一生を通して機能します。電池交換は不要です。

Q4. 名前や住所が変わった場合は?
A. 環境省の登録システムやマイクロチップ情報データベースで、飼い主が自身で情報を更新する必要があります。情報が更新されていないと、迷子時に連絡が取れなくなる恐れがあります。

Q5. 環境省への登録は必須ですか?
A. はい、日本では法的に義務化されており、マイクロチップを埋め込んだ後に環境省へ登録することが求められます。登録しない場合、ペットが迷子になった際に迅速な対応が難しくなる可能性があります。


5. マイクロチップ義務化の背景

2022年6月1日より、改正動物愛護管理法に基づき、犬と猫のマイクロチップ装着が義務化されました。この義務化の背景には、以下の理由があります:

  • 迷子や災害時の迅速な返還:マイクロチップにより、災害時や迷子になった場合でも速やかに飼い主を特定できるため、ペットの安全が確保されやすくなります。
  • 飼い主責任の明確化:ペットの所有者情報が明確に登録され、無責任な飼育放棄や飼い主不在の問題が減少します。
  • 不正売買の防止:ペットの売買履歴が正確に管理されることで、不正売買や違法な繁殖を防止します。

6. 義務化の対象と例外

  • 義務対象:ブリーダーやペットショップが販売する犬や猫は、販売前に必ずマイクロチップを装着し、環境省に登録する必要があります。新たにペットを迎える飼い主も、マイクロチップ情報を速やかに自分のものに更新する義務があります。
  • 一般飼い主への義務:既に飼育している犬や猫に対しては、マイクロチップの装着は推奨されていますが、義務ではありません。ただし、装着した場合は登録や情報の更新が必要です。

義務化に関するよくある質問 (Q&A)

Q1. 既に飼っているペットにもマイクロチップ装着は義務ですか?
A. 既に飼っているペットについては、マイクロチップ装着は義務ではありませんが、装着が推奨されています。新たにペットを迎える際は義務です。

Q2. マイクロチップを装着しない場合の罰則はありますか?
A. 販売業者が装着義務を怠った場合、罰則の対象となる可能性がありますが、一般の飼い主には罰則はありません。

Q3. 登録内容を変更しなかった場合の影響は?
A. ペットが迷子になったり、他の所有者に譲渡された際に、連絡が取れなくなり返還が遅れる可能性があります。登録内容の更新は必ず行いましょう。

公開日:

愛犬・愛猫の健康を守る!DOGドック・CATドックで安心の定期診断を

ペットは大切な家族の一員であり、彼らの健康を守るためには、日々のケアと定期的な健康診断が欠かせません。特にペットは自分で不調を訴えることができないため、定期的に検診を受けることで、飼い主が気づかないうちに進行する病気を早期に発見できます。この記事では、定期健康診断の重要性とそのメリットについてご紹介します。


1. 健康診断の重要性

ペットの健康状態を把握し、病気の早期発見や予防を行うため、定期健康診断は非常に重要です。特に犬や猫は年齢を重ねると、内臓疾患や慢性的な病気が進行しやすくなります。特にシニア期には定期的な検査が不可欠です。

健康診断の主な確認項目:

  • 問診
  • 視診:目、耳、歯などの確認。
  • 触診:関節や骨、体表腫瘤、腹部臓器の異常などの確認。
  • 聴診:心臓や肺の音、気管の異常を確認。
  • 体重・体温測定:変化から潜在的な問題を把握。
  • 血液検査:肝臓、腎臓など内臓機能を調べます。
  • 尿・糞便検査:感染症や腎臓、膀胱の異常を確認。
  • レントゲン・超音波検査:目に見えない内臓の状態や腫瘍を確認。

2. 定期健康診断のメリット

  1. 早期発見・早期治療
    症状が現れない病気も、診断により早期発見が可能です。腫瘍や内臓疾患、糖尿病などの重大な病気も早期発見ならば治療の選択肢が増え、ペットへの負担を軽減します。

  2. 健康状態を把握し、最適な生活管理が可能
    診断結果を元に、食事や運動の見直しを行えます。特に肥満や栄養不足の問題にも適切に対応できます。

  3. 予防医療の徹底
    健康診断では、予防接種や寄生虫の駆除も一緒に行えるため、感染症のリスクを減らすことができます。定期検査により病気の発症リスクを抑え、ペットの健康を長期間サポートします。

  4. 飼い主の安心感
    ペットが健康であることが確認できることで、飼い主の不安が軽減されます。また、異常がない場合でもケアが正しいことを確認し、より安心してペットとの生活を楽しむことができます。


3. 健康診断の頻度

ペットの年齢や健康状態によって異なりますが、若いペットでは年に1回、7歳以上のシニア期のペットは半年に1回の検査が理想です。10歳以上では、項目を絞った検査と広い検査を交互に行う方法もあります。


4. DOGドック・CATドックの流れ

  1. 検査前
    DOGドック・CATドックは事前予約が必要です。診察時やお電話で予約をお願いします。                                  ※Aコースの場合                                                                 午前10時30分にご来院ください。                                                       ※Bコース・Cコースの場合                                                               午前9時~11時の間にご来院ください。ペットをお預かりして検査を行います。
  1. 検査当日
  • 朝食を抜いてください。ただし、お水は与えても大丈夫です。
  • 尿検査が必要な場合は、尿を持参してください。                                       ※できるだけ院内での採取が望ましいですが、生理現象なので必ず尿が溜まっているとは限らないため                ※採尿後3時間以内の検査が理想です。保存する場合は冷暗所(4℃)で6時間以内にご持参ください。
  1. 検査後
    検査結果は後日、書面にて郵送いたします。ただし、異常が見つかった場合は、当日に電話にて連絡します。

5. 健康診断の内容と費用

Aコース(基本コース):7,350円(税抜)
一般身体検査、血液検査(貧血の有無・赤血球数・白血球数など)、血液生化学検査(蛋白量・腎臓・肝臓・膵臓の数値など)、尿・糞便検査、爪切り、肛門腺しぼり

Bコース(高齢ドック):19,650円(税抜)
Aコースに加え、甲状腺ホルモン検査、レントゲン検査

Cコース(心疾患ドック):22,650円(税抜)
Bコースに加え、心臓超音波検査


 

【注意事項】

  • 健康診断は平日のみ予約制。
  • 当日朝は絶食でご来院ください。
  • 尿は持参ください。                                                    →検査精度を考えると院内で採取し、すぐに検査するのが望ましいですが、生理現象なので必ず尿が溜まっているとは限りません。尿は採尿後時間が経過すると性状が変化して検査結果に影響を与えます。原則的に採尿後3時間以内の検査が望ましいです。すぐに検査できない場合は冷暗所(4℃)で保存し、6時間以内であれば実施可能です。
  • 大型犬の場合、追加料金がかかることがあります。
  • 検査結果は後日書面にて郵送いたします。
  • 気になる症状がある場合は動画におさめておいてください。
  • 耳ダニほかの治療を行った場合、別途費用がかかります。
  • 大型犬(15Kg以上)では、レントゲンサイズの都合上、追加料金が2,000円(税抜き)かかります。
  • 麻酔が必要な場合は別途費用がかかります。
  • その他、追加検査も可能です。                                                →猫エイズ/猫白血病検査                                                 →フィラリア検査                                                      →アレルギー検査                                                         →ワクチン抗体検査など

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