動物の病院 くすめ

診療対象動物:いぬ・ねこ・うさぎ・ハムスター・フェレット・鳥

混合ワクチン接種について

   

混合ワクチン接種は毎年の接種をお願いしています。

ただ生後3ヶ月未満のワンちゃん、ネコちゃんには生後3ヶ月までは1ヶ月おきの接種をお願いしています。

なぜか

出産時から母乳以外で育ってきた子は母乳からのプレゼント(病気に対する抵抗力)がないため

早めに接種する必要があります。

自然免疫はあかちゃんの成長とともに自然に失われていきます。

あかちゃん自身で免疫をつくり、病気を予防する必要がでてきます

このために混合ワクチンがあります。

また、家に迎えて、2週間未満のワンちゃん、ネコちゃんに関しては1~2週間以上たって、

新しい環境に慣れてから混合ワクチン接種をした方がいいでしょう

高齢やワクチン接種後具合の悪くなったことのある子に対して選択の一つとしてワクチンチェック

を選択肢にひとつとして提案しています。

                  

最後になりますが、年齢問わず混合ワクチン接種を打つ時に

気をつけていただきたい点が2点あります。

1.稀にワクチン接種後に顔が腫れたり、吐いたりする子がいます。

    接種後の経過を観るため病院で、20~30分経過を観る場合があります。

    特に初めて接種される場合、午前中の接種が望ましいと思います。

    一度でもこのような症状がみられた子に関して、

    当院では免疫の有無を確かめる為、外部検査機関に依頼することもあります。

    検査が出るまでに2週間程度かかりますが 、飼い主さんに安心してもらえるようお勧めしています。

    以上のことは固体差があるので 、掛かりつけの病院で先生に相談してください。

 

2.こんな時はワクチン接種を控えて

    自分の子供が風邪を引いている時に、インフルエンザ予防ワクチンを接種したりしませんよね。

    同じようにペットが具合の悪い時(お腹を壊している、食欲がないくしゃみをするetc)

 はワクチン接種を控えてください。

 

3. ワクチン接種後は安静に

  ヒトと同じようにワクチン接種後は激しい運動は避け、安静にするようにしてください。

 ワクチンを打ってもすぐに免疫ができる訳ではありません。

 抗体ができるまでに1~2週間ほどかかると言われていますので、他の子に会わせたい

 という気持ちはわかりますが、子犬や子猫の場合は特にすぐに他の子たちとの接触は

 避けた方がいいです。

 何か気になることがありましたら、お問い合わせください。

 

<ワクチン費用>

————– 犬の混合ワクチン ————–

犬 6種混合ワクチン  6,804円(税抜き)

犬 8種混合ワクチン 8,934円(税抜き)

 

————– フェレットの混合ワクチン ————–

フェレット 6種混合ワクチン  4,510円(税抜き)

 

————– 猫の混合ワクチン ————–

猫 3種混合ワクチン 5,940円(税抜き)

 

<余 談>

新居に入居する時、ペットを預ける時などに

ワクチンの証明書の提示が必要な時があります。

そんな時に

あれ?どこになおしたかな・・・

なんてならないように!

ワクチンの証明書保管

 
   
   
   

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