動物の病院 くすめ

診療対象動物:いぬ・ねこ・うさぎ・ハムスター・フェレット・鳥

ペットの熱中症に注意

   

本格的な暑さを前に、熱中症の基本知識を確認

「熱中症ゼロへ」みんなで予防🐶😸熱中症対策!!

  熱中症は7月下旬から8月にかけて最も多い

 

【症 状】

参照:日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクト

呼吸が荒く心拍数も普段より高い

下や口の中が紫色(チアノーゼ)

よだれが多い

自分で水を飲みに行けない、食べれない

横になって起き上がれない

ぐったりして元気がない

痙攣

血尿や血便

症状が重くなると死亡することも

【熱中症を引き起こす3つの要因】

  • 環境

 気温の高さ、湿度の高さ、直射日光

 高齢の犬猫、子犬や子猫、体調不良、暑さに慣れていない体

  • 行動

 激しい運動、長時間の散歩、水分補給が十分でない

 

【熱中症予防】

🐈車の中はエアコンを止めた状態では窓を開けていても高温に。

 短い時間だからと思っても車内には置いていかないで

🐶日中の散歩、この時期は地面から10cmくらいの高さのところでは

 50度になることも。

 日中の散歩は控え、散歩コースも草や土のある場所を多めに

🐈通院する際にキャリーケースを利用されると思いますが、気を付けて!

 熱がこもりやすいので、ホームセンターにおいてあるグッツを活用してみて。

クールバンド

参照:100人が選んだ!犬の暑さ対策グッズおすすめ10選|散歩やお留守番に

🐶ブラッシング

冬毛が残っていると通気性が悪く、また水に塗れたりして毛が絡み合ったりすることも。

そのままにしておくと蒸れて皮膚に負担がかかるだけでなく、熱がこもってしまい熱中症になることも

写真のようなくしを使用して定期的にブラッシングを。

参照:楽天市場

🐈こまめな水分補給!!

でもなかなか水入れに水をいれていても飲んでくれない・・・

飲んでると思う・・・

と言われる飼い主さんもおられます

そこで

水分を摂るために!!

熱中症対策(水分補給編)

最後に

【熱中症になりやすい子】

ー短頭種

🐶バグやシーズ、フレンチブルドック、ボストンテリアなど

🐈ペルシャやエキゾチックショートヘア、ブリテッシュショートヘア、ヒマラヤンなど

ー肥満気味の子

 下脂肪が多いほど、体内に熱がこもりやすため

ー高齢の犬や猫

 筋肉が弱り自由に移動することが困難になるため

ー子犬や子猫

   体温調節があまりうまくできないため

 

 

 

 

 

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