動物の病院 くすめ

診療対象動物:いぬ・ねこ・うさぎ・ハムスター・フェレット・鳥

ハムスターの怪我予防

   

ハムスターを飼っている方はもちろん、これから飼おうと考えている方へ

ハムスターが病院に来院される理由のひとつを紹介したいとおもいます。

それは骨折です。

網の隙間に足を挟み、ハムスターが自分で何とかしようとして骨折してしまうことや

遊具からの落下による骨折

これらは実際、当院につれてこられたハムスターの骨折の原因です。

上記に挙げた例は飼い主さんの手によって予防することが出来ます。

たとえば

ケージ

できるだけ大きなものが理想的です。

網の隙間に手足を挟んで怪我をしないように、底面部分が網状になっていないもの

をお勧めします。

また簡単に扉が開いてしまうと脱走してしまうので、

扉はロック出来るようなもののほうが安全です。

熱帯魚や昆虫用の水槽、プラスチックの衣装ケースを利用される方もいますが、

中に湿気がこもらないよう、あまり深くないものを使いましょう。

ケージを置く場所は昼は明るく(直射日光が当たらないような場所)

夜は暗くなる場所で、温度が18~26度の静かなところに置きましょう。

ハムスターはすぐに熱中症になってしまいます。

5度以下になると冬眠に入るので絶対に5度以下にしないこと。

次に

敷材

寝床や遊び場として、ケージの底に敷きます。

木屑や紙などいろいろな材質がありますが、湿気を吸いやすいものを選んでください。

こういったものを敷いてあげることで、落ちたときでも怪我をしにくくなります。

ここでは簡単に書いてありますが、

これからハムスターを飼おうと考えている方は

ケージの選び方や敷材等について、ペットショップの方とよく相談してください。

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